「ポケットWi-Fi」は現代の生活に欠かせない「インターネット環境」を提供してくれるサービスです。
家の中でも外出先でも、いつでも好きなときにインターネットが使用可能。
ポケットWi-Fiがもたらしてくれる生活環境の変化は革命的ともいえるでしょう。
これから「ポケットWi-Fiを使ってみたい...」と考えている人も多いのではないでしょうか。
その選択は正解です。
ポケットWi-Fiは、毎日の生活をとても快適なものにしてくれるでしょう。
しかし、そのときに立ちはだかる大きな壁、それが「どのポケットWi-Fiを選んだらよいのかわからない...」というものではないでしょうか?
無数にあるポケットWi-Fiのサービスプロバイダー。
月に数千円を払うものです。悩むのはあなただけではありません。
この記事ではポケットWi-Fiの基本知識やオススメのプロバイダー、選ぶときのポイントや実際に使用した体験談を紹介しています。
ポケットWi-Fiを選ぶならぜひ参考にしてみてください。
ポケットWi-Fi(ワイファイ)とは?
「ポケットWi-Fi」とは、一言でいえば「持ち運び可能なインターネットサービス」です。
家の中はもちろん、外出先でも対応可能エリアなら使用することが可能。いつでもどこでも簡単に、快適なインターネット環境を生み出すことができます。
旅先や外出先のカフェなど、どんなときでもインターネットが使用できるのは、ポケットWi-Fiがもたらすもっとも大きなメリットのひとつでしょう。
生活環境を一変することもできるかもしれません。
ポケットWi-Fiは、元々「Y!mobile(ワイモバイル)」が提供しているサービスの名称でした。
細かくいえばポケットWi-FiはY!mobileのサービスのみを指すことになります。
しかし、現在では「持ち運び可能なインターネットサービス」を総称して「ポケットWi-Fi」と呼んでいます。
当記事でも「ポケットWi-Fi」=「持ち運び可能なインターネットサービス」として解説していきます。
厳密には異なりますが、すでに一般に浸透していますね。
ポケットWi-Fiと光回線はどちらが良いの?比較してみた!
持ち運び可能なポケットWi-Fiと、家でインターネットを使用するときの主流である光回線。
「正直違いがよくわからない...」という人もいるのではないでしょうか?
ポケットWi-Fiの魅力や選びかたについて詳しく説明していく前に、まずは光回線との違いを把握しておきましょう。
真っ先に思い浮かぶのは「有線かどうか」ではないでしょうか。
しかし、ポケットWi-Fiと光回線はほかにも違いがあります。
比較しながら違いを見ていきましょう。
それではどうぞ。
1.料金の違い
現在400社以上あるといわれている光回線のプロバイダー。
一般的な料金の目安は、一戸建ての場合月額5,000円前後、マンションの場合は月額4,000円前後が相場です。
対してポケットWi-Fiの場合は月額3,000円〜4,000円前後が主流です。
総合的にポケットWi-Fiのほうが料金は安い傾向にあるといえるでしょう。
一戸建ての場合は月額1,000円以上、年間12,000円以上の差が生じてしまいます。
この料金の差は非常に大きいのではないでしょうか。
2.工事が必要かどうか
「インターネットを契約したら日程を調整して、業者の人に工事をしてもらう」、これは昔からおなじみの光景でしょう。
光回線を選んだ場合、環境が整っていなければ工事をする必要があります。
忙しい時期に依頼をしてしまった場合は、工事までの期間が1ヶ月以上になることもあるのだとか...。
予定を調整するのも大変ですよね。
その点ポケットWi-Fiなら工事は不要。
手元に届いた端末のスイッチを入れ、簡単な設定をすれば使用可能です。
3.外出先で利用が可能かどうか
光回線は有線のインターネットです。
使用できるのは家の中のみ。外出先でインターネットを使用することはできません。
対して、ポケットWi-Fiは家でも外でもインターネットが使用できるモバイル端末です。
「外出先でも快適にインターネットを使用したい...」という人は、WiMAXを選ぶべきでしょう。
カフェや旅先でも同じように便利に使用できます。
光回線とポケットWi-Fiの違い、大きなものは上記の3点です。
比較をしてみると違いがよりわかりやすいでしょう。
料金や工事の必要性、外出先での使用の有無など、多くの点でポケットWi-Fiのメリットは際立っています。
反面、光回線をオススメする人としては、毎日長時間動画を視聴する人やオンラインゲームをプレイする人などに限られるでしょう。
これからインターネット環境を作るのであれば、選ぶべきは「ポケットWi-Fi」といえます。
ポケットWi-Fiを使うべき(向いている)人とは?
ポケットWi-Fiの使用が向いているのは「一人暮らしの人」や「外出先でインターネットを快適に使用したい人」です。
ポケットWi-Fiは通信速度も速く見た目もスタイリッシュ。
契約プランによりますが、通信容量的にも「一人でインターネットを使用したい人」には向いているでしょう。
使いかたによってはスマホの通信料金を節約することもできます。
外出先でもインターネットを使いたい人は、迷わずポケットWi-Fiを契約するべきでしょう。
また、近年話題のミニマリストにもポケットWi-Fiは人気があります。
シンプルな見た目にスッキリとした配線は、身の回りのものを最小限にしたいという人からも、大きな支持を集めているのです。
スマホやタブレット、パソコンなどスタイリッシュなガジェットとの相性も抜群。
このように、ポケットWi-Fiが向いている人はさまざまです。
自宅で光回線を使用している人や通信料金を節約したい人も、契約を検討してもよいかもしれませんね。
結論!選ぶべきおすすめのポケットWi-Fiは"WiMAX"!
快適なインターネット環境を手軽に生み出すことができるポケットWi-Fi。
その中でも最も使用をオススメするのが「WiMAX(ワイマックス)」です。
WiMAXは通信会社大手KDDIのグループ会社「UQ Communications」が提供するポケットWi-Fiのサービス。
現在の契約者数は3,000万人を超えています(※UQ Communications公式サイト参照)。
多くの人が選んでいるWiMAX。選ばれる理由は明確です。
その人気の理由を解説していきましょう。
ポケットWi-FiとWiMAXの違いとは?
WiMAXが選ばれる理由、すなわちメリットを解説していく前に、ポケットWi-FiとWiMAXの違いをご紹介しておきましょう。
この点、理解がしっかりできていないと後悔につながってしまいます。
先にもご説明しましたが、ポケットWi-Fiは狭義には「Y!mobile」が提供するサービスを指します。
対して、広義には無線で使用可能なインターネットサービスを指します。
WiMAXはポケットWi-Fiに含まれるサービスのひとつ、ということですね。
WiMAXをオススメするメリット3つ
WiMAXはポケットWi-Fiのサービスのひとつ。
数あるポケットWi-Fiのプロバイダーの中でもひときわの人気を集めています。
3,000万人以上の契約者数はその人気を裏付けている事実といえるでしょう。
そんなWiMAXが人気の理由、すなわちメリットは大きくわけて3つあります。
ここではそんなWiMAXのメリットをそれぞれ詳しくご紹介。
ほかのポケットWi-Fiのプロバイダーよりも、WiMAXが提供しているサービスは魅力的なものばかりですよ。
WiMAXのメリット①:月間通信量が無制限
WiMAXの契約プランの主流である「ギガ放題」。
ギガ放題を契約すれば月間通信量は無制限です。
スマホの契約プランなどでは月3GBや5GB、7GBの月間通信量が決められていることがほとんどでしょう。
スマホをヘビーに使用している人にはなじみがあると思いますが、月間通信量を超えると恐怖の「通信制限」がかかってしまいます。
インターネットの閲覧すら難しい...。
ストレスフルな通信制限とは無縁の生活を送りたいところでしょう。
WiMAXで人気のプラン「ギガ放題」なら月間通信量は無制限です。
「今月初めに一気に5GBの通信量を消費してしまったから、月末までインターネットは節約しなきゃ...」そんな環境とはオサラバできます。
月間通信量が無制限であることはWiMAXのサービスのメリットでしょう。
多くの人が選んでいる理由もココにあります。
仮にスマホが通信制限にかかっても、WiMAXを経由すればインターネット使用も可能です。
とてもありがたいですね。
WiMAXのメリット②:通信制限の規定がゆるい
「月間通信量が無制限でも、数日で通信量を一気に消費したら通信制限がかかるんじゃないの?」
そんな風に考えている人もいるでしょう。
たしかにWiMAXを含むポケットWi-Fiのプロバイダーのサービスには、数日で通信量を一気に消費した場合に適用される「通信制限」が設けられています。
WiMAXでいえば3日間で10GBを消費したときは、翌日18時〜深夜2時に通信制限がかかるようになっています。
これは契約プランがギガ放題の場合です。
しかし、WiMAXの規定している通信制限はとてもゆるいものです。
通信制限が適用されるのは直近3日間の合計通信量が10GBを超えた場合のみですし、制限される時間も翌日の18時〜深夜2時までの8時間のみです。
また、速度制限中の通信速度は1Mbps。
この通信速度はYouTubeの標準画質であれば問題なく視聴ができるレベルです。
スマホのように使いものにならないものではありません。
この通信制限のゆるさもWiMAXのメリットでしょう。
WiMAXのメリット③:キャンペーンが豊富
ポケットWi-Fiのプロバイダーは数多くあります。
サービス内容でいえばWiMAXと肩を並べるところもあるでしょう。
たとえば、ポケットWi-Fiの元祖ともいえる「Y!mobile」の提供しているサービスは、月間通信量や通信制限の点でWiMAXと大きな違いはありません。
しかし、そうであってもやはりWiMAXをオススメする理由、人気の理由は明確にあります。
それは、時期を問わず展開されている「キャンペーン」内容の充実度にあるといえます。
WiMAXのサービスを提供しているのは「UQ Communications」です。
「UQ WiMAX」はそんなUQ Communicationsが運営するプロバイダー。
WiMAXの本家本元といえるでしょう。しかし、WiMAXにはそのほかにもプロバイダーがあります。
「BIGLOBE」や「とくとくBB」などはその代表。
WiMAXのサービス内容自体は同様なため、プロバイダーは差別化をするために、キャンペーンを展開しています。割引やキャッシュバックなど種類も豊富。
ほかのポケットWi-FiのプロバイダーよりもWiMAXをオススメする理由、それはこのキャンペーンの存在も大きいです。
初期費用無料や月額料金の割引、ときに数万円にもなるキャッシュバックのキャンペーンはWiMAXを選ぶ大きな理由のひとつでしょう。
サービス内容が同じでも、キャンペーンが展開されていることでWiMAXは人気を集めているのです。
お得なポケットWi-FiはWiMAX。
この方程式はしばらくの間変わることのない真理でしょう。
WiMAX以外がおすすめでない理由
数あるポケットWi-Fiのプロバイダー。前章でWiMAXの人気の理由を3つ挙げてご紹介してきました。
これらのメリットは、すなわちほかのプロバイダーにはないメリット。
WiMAXが選ばれる理由はここにあるのでしょう。
逆にいえば、WiMAX以外のプロバイダーがオススメできない理由もココにあります。
月間通信量が制限されていることや通信制限の規定が厳しいこと、キャンペーンの充実度を考えると、WiMAX以外はオススメできません。
ポケットWi-Fiの元祖「Y!mobile」やスマホ大手の「au」が提供する「au WiMAX」などのサービスは、WiMAXのものに負けずとも劣りません。
auに限っていえば、使用できるサービス内容はWiMAXとまったく同じです。
もし、あなたがauユーザーであれば、使用を検討してみるのもよいでしょう。
auショップで詳しい説明を聞くこともできますし、スマホの使用料金の請求とWiMAXの使用料金の請求を、同じタイミングにすることも可能です。
しかし、そこで大きな違いが出てくるのがやはり「キャンペーン」の存在です。
Y!mobileもauも時折キャンペーンは開催していますが、WiMAXほどの規模感はありません。
また、実質的な内容も、WiMAXのプロバイダーが展開しているものとは大きく異なります。
初期費用無料や月額料金の割引、目玉である数万円のキャッシュバックなどは、WiMAXと契約したときならではのメリットといえます。
ポケットWi-Fiなら、やはりWiMAX一択でしょう。
ポケットWi-Fiを選ぶ5つのポイントとは?
「ポケットWi-FiならWiMAX一択とはいっても、細かい面で条件を比較してみないと納得できない...」という人も多いでしょう。
いくらWiMAXのメリットや魅力を説明しても、実際の使用環境が想像できない限りは、契約を進めることは難しいと思います。
「安かろう悪かろうでは意味がない」それはごもっともな意見です。
ポケットWi-Fiは月に数千円を支払うもの。
契約する前には納得いくまで検討する必要があります。
あなたのためにも!
この章では、ポケットWi-Fiを選ぶときに重要な5つのポイントについて、詳しく解説していきます。
サービスの対応エリアや速度制限の条件、通信速度の速さや使用可能なデータ容量の多さ、実質的な月額料金に至るまで、網羅的にご紹介します。
また、次章では実際にWiMAXを使用したことのある僕の体験談をご紹介しています。
実際のポケットWi-Fiの使用状況を想像するお役に立つかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント1.対応エリアが広いか
対応エリアとは、ポケットWi-Fiを使用してインターネットに接続することが可能な範囲のことです。
いくら通信速度が早くてもあなたが住んでいる場所で快適にインターネットが使用できなければ、意味がありませんよね。
対応エリアの広さは、ポケットWi-Fiを選ぶときにもっとも重要な要素のひとつです。
実際にポケットWi-Fiの契約を進める前に、自分の住んでいる場所がサービスの対応エリアに含まれているか、必ず確認してみてください。
現在住んでいる場所が対応エリアに含まれているかに加えて、全国のうちどのくらいのエリアがカバーされているかも、ポケットWi-Fiを選ぶときは同様に重要です。
普段自宅でインターネットを使用する際には問題ないでしょう。
しかし、ポケットWi-Fiは外出先でもインターネットが使用できるのが大きなメリットです。
どうせならエリアは広いほうがよいでしょう。
契約前には必ず、各社が提供している対応エリアの確認をしておきましょう。
ポイント2.速度制限の条件はどうか
速度制限の条件は、ポケットWi-Fiを選ぶうえで非常に重要な要素です。
「スマホ使用中に速度制限にかかってしまって、月末までインターネットが快適に使えない」状況は現代に生きる私たちにとっては、死活問題にもなりかねません。
せっかくポケットWi-Fiを契約するのであれば、速度制限とは無縁の生活を送りたいところでしょう。
そのためには「月間通信量制限」と「短期通信量制限」の2つのポイントを理解しておくことが必要です。
月間通信量制限とは
「月間通信量制限」とは、1ヶ月間で使用することができる通信量を制限するものです。
5GBや7GBなどの数字は聞きなじみがあるでしょう。
スマホなどで速度制限がかかるのは、その月の月間通信量を超えた場合です。
月末になると残りの通信量がわずかになってしまい、我慢しながら使い続けるという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
この月間通信量制限はポケットWi-Fiの契約プランも適用されているため、注意が必要です。
短期通信量制限とは
「短期通信量制限」は直近数日間の通信量を制限するものです。
こちらの考えはスマホなどにはないため、あまりよくわからないという人も多いでしょう。
短期通信量制限では、たとえば、直近3日間の使用通信量が10GBを超えた場合に、通信制限が適用されることがあります。
ポケットWi-Fiの中でもオススメのWiMAXも、この短期通信量による通信制限は適用されています。
「ギガ放題」などの無制限プランも短期通信量制限が適用されます。
ポケットWi-Fiを選ぶとき、月間通信量制限と短期通信量制限のどちらがプランに適用されているか(もしくは2つとも適用されるのか)や、その適用条件を考えるべきでしょう。
また、速度制限にかかってからの条件も重要です。
たとえば、WiMAXのギガ放題プランであれば、直近3日間の通信量が10GBを超えた場合にのみ速度制限が適用されます。
速度制限が適用されるのは翌日18時〜深夜2時の8時間。期間中の通信速度は1Mbpsとなります。
通信速度1Mbpsとは、YouTubeの標準画質であれば問題なく視聴ができるレベルです。
また、直近3日間の合計通信量が10GBを下回れば速度制限はすぐに解除されます。
先にもご紹介しましたが、WiMAXの速度制限の条件は非常にゆるいもの。
これがたとえば「docomo」や「Softbank」のポケットWi-Fiは月間通信量で制限されているうえ、速度制限にかかった場合の速度は128kbps。
スマホ同様の速度制限まで落ちてしまうのです。
速度制限にかかる条件はもちろん、かかったときの条件まで確認しておく必要があるでしょう。
ポイント3.速度が速いか
ポケットWi-Fiを選ぶ3つ目ポイントは「通信速度」です。
インターネットを使用するうえでサイトの閲覧や動画視聴、ファイルのダウンロードなど通信速度が影響するものは多くあります。
中でも「下り」と呼ばれる動画やファイルのダウンロードに用いるときの通信速度は最重要。
ポケットWi-Fiを選ぶうえでは「上り」よりも「下り」の通信速度に注目するようにしてみてください。
快適なインターネット環境を作るための大切なポイントです。
参考までにWiMAXの現在の下り最大通信速度は558Mbpsです。
Y!moblieであれば612Mbps、docomoであれば788Mbpsの通信速度を実現しています。
auはWiMAXと同様、SoftbankはY!mobileと同様の通信速度です。
下記の表で一覧にまとめてみました。
通信会社 | WiMAX | Y!mobile | docomo | au | Softbank |
通信速度 | 512Mbps | 612Mbps | 788Mbps | 512Mbps | 612Mbps |
上記の数値を見ると「docomoを選ぶのが最もよいのではないか...?」と考える人が多いでしょう。
確かにdocomoの通信速度は「788Mbps」と頭ひとつ飛び出しています。
しかし、注意するべきは上記の数値はベスト・エフォート、すなわち理論値ということです。
理論値とは「条件が揃った最高の環境であれば、この数値が実現できる」というもの。
車でいえば最高燃費のようなものです。
日常的に使用している限りこの数値が出ることはほぼないといってもよいでしょう。
実際の通信速度は5Mbps〜40Mbpsになることが多いようです。
ちなみに、YouTubeの最高画質である「4K画質」を視聴するために必要な通信速度は25Mbps〜40Mbps、私たちが「キレイだな...」と感じる「フルHD画質」で5Mbpsが推奨されています。
インターネット閲覧であれば、これより低い数値で十分でしょう。
数値を見ると理論値の高さは問題ではなく、むしろどの通信会社であっても同等の通信環境を実現できるといえます。
通信速度は重要ですがそれほど気にする必要はないかもしれません。
ポイント4.データ容量が多いか
通信制限のところでも少し触れましたが、ポケットWi-Fiの契約プランには2種類。
データ容量の上限が決まっているものと、データ無制限プランの2つが用意されています。
上限が決まっているプランは5GBや7GB、20GBに50GBなどさまざまな通信量が設定されており、ほぼすべての通信会社がプランを提供しています。
1ヶ月に使用する通信量が少なく、かつ使用量が明確な場合は、上限ありのプランを選択するのもよいかもしれませんね。
しかし「せっかくポケットWi-Fiを契約するなら、データ無制限のプランを選びたい...」という人のほうが多いでしょう。
「インターネットの閲覧や動画視聴を気兼ねなく楽しみたい...」という人には、無制限のプランが圧倒的にオススメです。
ポケットWi-Fiのプロバイダーのうち、無制限のプランを用意しているのは「WiMAX」と「Y!mobile」そして「au」の3つです。
WiMAXとauが提供しているプランは同じ。Y!mobileも内容はほぼ同様です。
とはいえ、データ無制限のプランであっても先に紹介した「短期通信量制限」によって速度制限にかかることがあります。
速度制限の内容は厳しいものではないのでそこまで気にする必要はありませんが、動画をまとめて視聴したりオンラインゲームを長時間プレイしたりした場合は適用されることがあります。
完全な無制限でない点は、契約するうえで覚えておくべきでしょう。
適用条件については、速度制限の章を参考にしてみてください。
ポイント5.実質の月額料金が安いかどうか
ポケットWi-Fiを選ぶときのポイント、最後のひとつは「実質の月額料金が安いかどうか」です。
契約年数は2年〜3年が一般的なポケットWi-Fiは、毎月の月額料金も重要な選択基準のひとつでしょう。
このとき大切になるのが「実際の」月額料金という点です。
見た目に月額料金が安くても「初期費用や手数料がかかり、実際の月額料金は割高になる」ということは十分ありえます。
反対に、キャンペーンで割安になるということもあるでしょう。
その傾向が顕著(けんちょ)に現れているのがWiMAXです。
現在の契約者数3,000万人以上。圧倒的なシェアを誇るWiMAXは提供しているサービスこそ同じですが、割引やキャッシュバックなどのキャンペーンが充実しています。
時期やプロバイダーを選べば、ほかの通信会社よりも安い月額料金で使用することができるでしょう。
WiMAXなら月額3,000円台でデータ無制限の「ギガ放題」が契約可能。
キャンペーンの威力は想像以上といえます。
ポケットWi-Fiのそのほかのプロバイダー。
Y!mobileやauであれば月額4,000円台でデータ無制限のプランが、docomoやSoftbankであれば月額9,000円台で30GBや50GBなどのデータ上限ありのプランが使用できます。
各社料金を見比べただけでも、WiMAXの月額料金の安さがおわかりになるでしょう。
もちろん、現在スマホを使用しているプロバイダーがあれば、割引を期待することもできるかもしれません。
しかし、それ以上にWiMAXのプロバイダーが提供しているキャンペーンは魅力的です。
上手く活用してお得に使用しましょう。
ポケットWi-Fiを使用した体験談
ポケットWi-Fiを選ぶときは、下記の5点が重要なポイントでした。
- 対応エリア
- 速度制限の条件
- 通信速度
- 使用できるデータ容量
- 実質の月額料金
これらの5点をすべて好条件で満たしているのがWiMAXです。
対応エリアも広く速度制限にかかる条件もゆるい、かつ通信速度も速くデータ容量も無制限のプランがある、実質の月額料金に関してはキャンペーンを活用することでほかのプロバイダーよりも圧倒的に安い料金で使用することが可能です。
もはや悩む必要はないくらいにWiMAXの強さは圧倒的といえます。
ポケットWi-Fiをこれから契約するのであれば、WiMAX一択と考えてもよいのではないでしょうか。
ここからは、あなたと同じようにポケットWi-Fiをどれにしようか悩んでいた私が、WiMAXを選び、かつ使用した体験談を紹介します。
実際の使用状況を知ることで、より具体的にポケットWi-Fiのある生活を想像することができるでしょう。
WiMAXを契約する前におこなったことや、使い始めてからの注意点なども併せて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
WiMAX契約のキッカケと契約前におこなったこと
僕がポケットWi-Fiの契約を考えていたのは一人暮らしを始めたときでした。
当時暮らしていたのは都市圏です。おそらくあなたと同じようにどのポケットWi-Fiを契約しようか、とても悩んでいました。
そんなときに目に入ったのがWiMAXです。
豊富なキャンペーンが展開されているWiMAX。
ほかのプロバイダーに比べて実質的な月額料金を抑えることができ、かつスタイリッシュな端末が提供されている。
情報を調べた私は近所の家電量販店へと契約に向かいました。
家電量販店で詳しい話を聞くと、契約前には必ず対応エリアを調べておいたほうよいがいわれ、店頭のパソコンでWiMAXの電波状況を確認することになりました。
WiMAXは公式サイトから簡単に対応エリアを確認することができます。住所を打ち込む「ピンポイントエリア判定」を使用すればラクラクでしょう。
◯や△や️×で電波状況が表示され、非常にわかりやすかったです。
契約したプランはデータ無制限のギガ放題。速度制限の確認もしっかりおこないました。
実際にWiMAXを使用してからは?
数あるポケットWi-Fiの中からWiMAXを選択した私は、快適なインターネット生活を楽しんでいました。
家の中はもちろん、外出先でも快適なインターネット環境が手軽に作れる、カフェでパソコンを使った仕事もはかどるようになりました。
通信速度に関しても、現在のWiMAXの下り最大512Mbpsよりも遅かったと思いますが、動画視聴でストレスを感じることもなく、快適に使用することができました。
WiMAXの対応エリア内であればまったく問題ないと思います。
また、通信制限に関して気になっている人も多いでしょう。
データ無制限のギガ放題であれば、速度制限がかかる条件は直近3日間で10GBを消費することです。
結論からいえば特に気になったことはありませんでした。
そもそも3日間で10GBを使用することすら珍しいことでしたし、速度制限が適用されるのは翌日の18時〜深夜2時の8時間のみです。
速度制限にかかっていることにすら気付かないことがほとんどでした。かかってもYouTubeは視聴できましたしね。
もちろん、映画を3本続けて見たりNetflixで海外ドラマを見倒したりと、「あ、これは通信量やばいかも...」という状況はたまにありました。
しかし、後々確認してもそのときの通信量はおよそ3GB〜5GBといったところ。
10GBは想像以上に大きな容量です。
速度制限を恐れる必要はないでしょう。
日常的な使用であればWiMAXで困ることはないはずです。
ちなみに外出時に気になるバッテリーも現行モデルは8時間以上がほぼです。
同様に気にする必要はないでしょう。
WiMAXをお得に契約しよう!
ポケットWi-Fiで選ぶべきはWiMAX!
さまざまな面から考えてもWiMAXが最もオススメできるポケットWi-Fiといえるでしょう。
圧倒的な契約者数とシェアを誇り、お得なキャンペーンも豊富です。
せっかく契約するなら旨味たっぷりのプロバイダーと契約を進めたいところ。
初期費用無料や数万円のキャッシュバックなど、お得なキャンペーンを提供しているところを探しましょう。
後悔のない選択をするならしっかりと吟味することが大切です。
WiMAXのプロバイダーには本家である「UQ WiMAX」のほかに「とくとくBB WiMAX」や「BIGLOBE」「Brord WiMAX」などがあります。
それぞれのプロバイダーが異なるキャンペーンを展開しているため、あなたにあったキャンペーンを提供しているところを選びましょう。
選ぶときには実質的な月額料金を計算して、契約を進めるようにしてください。
WiMAXを契約すればあなたの生活環境は一変します。
なぜなら私自身もそうだったからです。
体験談でもお伝えしましたが、WiMAXのある生活はとても快適です。
家の中はもちろん、外出先でも便利な環境を生み出してくれるでしょう。
上手に使えばスマホの通信料金を節約することも可能です。
一人暮らしの人や外出先でインターネットを楽しみたい、そんなあなたは間違いなくWiMAXが正解です。
ぜひ契約を進めてみてはいかがでしょうか。