「田舎でWiMAXを使うことはできるのだろうか?」
そんな悩みを抱いていると、なかなかWiMAXの契約に踏み出すことができませんよね。
しかし、WiMAXを使用することで享受できるメリットは非常に多いもの。
できれば使用したいという人がほとんどでしょう。
果たしてWiMAXは都心部だけでなく、田舎でも快適に使用することはできるのでしょうか?
人によってはその悩みは死活問題。
利用前に可不可を確認しておきたいのが本音でしょう。
ご安心ください。WiMAXにはその確認方法が明確に用意されています。
しかもそれは、無料でかつ誰でも試すことができるものです。
あなたのその悩みも、キレイに解消することができるでしょう。
WiMAXはインターネットの革命児です。
自宅以外でも快適にインターネットを使うことができますし、あなたの実現したいライフスタイルを達成する、大きな助けになるでしょう。
今回の記事で「田舎でWiMAXが使用できるかどうか」を徹底的に解説していきます。
田舎でもWiMAXは使えるの?
まず、結論から述べてしまいますが、田舎でもWiMAXを使用することは可能です。
とはいえ、”田舎”という言葉の中にも幅があることは否定できません。
その場所が都心から少し離れただけの田舎なのか、本当に郊外の郊外にある田舎なのかによっても、定義は変わってきます。
一概に、すべての田舎でWiMAXが使用可能といい切ることはできません。
しかし、その点はもちろん、WiMAXが提供しているサービスを使用することで解決できます。
詳しくは記事の後半で解説していきますが、WiMAXを提供している”UQ Communications”は”サービスエリアマップ”と、”ピンポイントエリア判定”というサービスを提供しています。
これらは公式サイトから誰でも使用が可能で、かつ簡単にWiMAXの使用可能エリアが判断できるというものです。
これらふたつのサービスを活用すれば、あなたの住む場所でWiMAXを使用できるかどうか、簡単に調べることができるでしょう。
田舎でのWiMAX、実際の速度はどうか?
WiMAXは田舎でも使用することができる。
この事実はあなたにとって、吉報になるはずです。
その前の大前提として、あなたはWiMAXのサービスについての基本的な情報はすでにご存知ですか?
WiMAXの提供しているものの主となるのは、Wi-Fiを介したインターネットサービスです。
そこで気になるのがインターネットの通信速度でしょう。
ここではWiMAXが提供しているインターネットの実際の通信速度に焦点を当てて、解説していきます。
WiMAXの回線には2種類ある
WiMAXが主に使用している回線の種類は2種類あります。
その主流となるのは”WiMAX2+”と呼ばれるWiMAX独自の通信回線です。
基本的に使用するのはこちらの回線となるでしょう。
もう一方の回線は”au 4G LTE”。皆様ご存知、通信会社大手である”au”の回線を使用したものです。
WiMAXで使用される回線は主にこのふたつです。
これらの回線を使用する際は使用条件や使用範囲なども、大きく異なります。
契約前に必ず確認しておきましょう。
”WiMAX2+”の通信回線
まずは、WiMAXが使用している通信回線の主流となる”WiMAX2+”について。
WiMAX2+は基本料金のみで使用することができ、かつ電波が入るところであれば優先的にルーターが電波をキャッチします。
主要な地域であればこの”WiMAX2+”の通信回線で問題なく使用することができるでしょう。
最大通信速度は440Mbps。
YouTubeやNetflixなどの動画サービスを楽しむにも、通信速度は5〜10Mbpsあれば可能といわれています。
十分な速度でしょう。
”au 4G LTE”の通信回線
対して”au 4G LTE”の通信回線。
この通信回線を使用するためには、月額約1,000円の追加料金を支払うことが必要です。
しかし、その通信速度の最大値は現在867Mbps、正直どのようなシーンでその通信速度が必要になるのか、想像もできないほどの速さを実現しています。
とにかく早い、その印象通りの、快適なインターネット環境を実現することができるでしょう。
WiMAX2+よりも広い範囲をカバーできるため、非常時用としてもオススメです。
これらの通信速度は理想の数値
ここでひとつ注意点があります。
それは、このどちらの数値も”Best-Effort(ベストエフォルト)”、すなわち理想的な条件で実現することができる通信速度だということです。
車の燃費と同様で、条件によってはこの速度を実現することは難しいでしょう。
いえ、実現することのほうが実際は稀だといえます。
実際に使用をしてみると通信速度は100Mbps未満になることがほとんど。
しかし、それだけの速度があれば日常の使用には十分ともいえます。
日常で問題なく使用できる
先にも述べましたが、YouTubeなどの動画サービスを視聴するには、5〜10Mbpsの通信速度があれば十分です。
家でインターネットを使用する主な目的はサイトの閲覧や、動画視聴に留まるという人がほとんどでしょう。
ゲームをプレイするにしても、これだけの数値があれば十分です。
また、都心部であれ田舎であれ、この通信速度は反映されます。
田舎であっても電波が強い場所であれば、十分に早く快適な通信速度を望めるでしょう。
最新型のルーターがおすすめ
WiMAXの通信速度はルーターの性能や使用する場所、そして使用する時間帯によって大きく変化します。
最新型のルーターであれば実現できる通信速度も早いものになり、電波強度が高い場所であれば、最大値に近くなります。
最後に挙げた時間帯は、高速道路をイメージすると想像しやすいでしょう。
車が多く渋滞している時間帯より、車の数が少ない時間帯のほうが、目的地に到達するための所要時間は短くなります。
それと同様な理屈ですね。
田舎だからWiMAXをあきらめる前に・・・
WiMAXの通信速度の実際を知ることができたでしょうか?
都心部や田舎など、WiMAXを使用することができる場所でも、通信速度には大きな差が生じることがあります。
この事実は確実に覚えておいたほうがよいでしょう。
見落としてしまうと契約後の大きな不満に繋がってしまい「騙された...」と感じてしまう可能性もあります。
そんな事態は避けたいところですよね。
”WiMAX2+”と”au 4G LTE”の通信回線と使用条件の違いも、お忘れないように。
では、ここからは記事の本題であり後半戦、WiMAXが田舎で使用できるかどうか確認する方法をご紹介していきます。
なにを隠そう私自身も過去にWiMAXを契約する際、お世話になった方法です。
その信頼性は折り紙つき。
あなたの住む地域でWiMAXが快適に使用可能かどうか、確実に判断することができます。
順番に丁寧に、それぞれ解説していきます。
1.WiMAXが利用できない田舎を確認しよう
WiMAXを提供しているUQ Communications。
その公式サイトでWiMAXのサービスエリアを確認することができます。
”サービスエリアマップ”は、日本列島の地図上が細かく色分けされており、色の有無によってWiMAXのサービスエリアを確認する方法です。
ざっくりとしたWiMAXの対応範囲を知るのであれば、まずこちらで確認してみるのがよいでしょう。
色の差は明確に表示されていますので、サービスの有無を簡単に確認することができます。
2.ピンポイントエリア判定を活用しよう
あなたの住む場所がWiMAXのサービスエリアに含まれているかどうか、その真偽を明確に明らかにするのであれば”ピンポイントエリア判定”を使用するのが最善策です。
上記のサービスエリアマップは、地図が色分けされており、サービスの有無を確認する方法。
一方でこちらのピンポイントエリア判定は、あなたの家の住所を入力し、サービスの有無を確認する方法です。
入力すると結果が「◯・△・×」で表示され、電波状況の確認が可能です。
「WiMAX2+エリア判定「〇」だった場合」
ピンポイントエリア判定の結果が「◯」であれば、あなたの家でWiMAXを使用することは十分に可能です。
通信速度の差異こそあれど、問題なく快適にWiMAXのサービスを使用することができるでしょう。
すぐにWiMAXを契約するステップに進んでもよいかもしれません。
契約年数や契約プランなど、よく吟味してから、あなたに合ったプロバイダーを選ぶようにするのがよいでしょう。
特にキャンペーン内容に注目して、選んでみてください。
「WiMAX2+エリア判定が「△」だった場合」
ピンポイントエリア判定の結果が「△」であれば、WiMAXを使える可能性はまだあります。
とはいえ、いきなり契約を進めてしまうのは危険です。
使用することができても通信速度が遅かったり、意図した場所で使うことができなかったりする可能性があるためです。
判定結果が「△」だった場合、”初期契約解除制度”と”Try WiMAX”のふたつを活用して、失敗のないように契約を進めていきましょう。
これらふたつの仕組みを解説していきます。
使えなければ初期契約解除制度が利用できる
初期契約解除制度とは、簡単にいえば”クーリングオフ”の仕組みと同様です。
契約してから数日以内であれば、契約を解除することができるというもの。
WiMAXのプロバイダーすべてが対応している訳ではありませんが、初期契約解除制度を用意しているプロバイダーは存在します。
その代表が”Broad WiMAX”。
Broad WiMAXであれば、契約後数日以内であれば、初期契約解除制度を使用することが可能です。
試してみるのもよいかもしれません。
非常に便利な制度である初期契約解除制度ですが、大きな注意点も存在します。
それは”事務手数料と返送料は自己負担する必要がある”というものです。
この点、通販などと同様ですが、契約を解除するにしても、数千円の自己負担が必要になります。
この条件を見落としてしまうと、使用できずにただ費用を支払っただけ、という事態になってしまうので、必ず覚えておくようにしてください。
数千円の負担は、安くはない金額といえるでしょう。
「Try WiMAX」で15日間試してみる
”Try WiMAX”は、”UQ Communications”が提供しているWiMAXのお試しサービスです。
連絡先やクレジットカードの情報などを申し込みフォームに入力、送信することであなたの家にWiMAX機器が届きます。
Try WiMAXの試用期間はおよそ15日間です。
設定された返却期限までに返送すれば、その期間は無料でWiMAXのサービスを使用することができます。
ピンポイントエリア判定で「△」が出た場合、実際に使用して確かめるのが一番でしょう。
実際のWiMAX機器を使用することで、家の中の電波強度の違いや使用感、ルーターの雰囲気や快適性を実感することができるでしょう。
直に手にとることでわかることは、格段に多いはずです。
Try WiMAXはピンポイントエリア判定が「△」の人はもちろん、「◯」が出た人にもオススメです。
実際の使用感を知ってからのほうが、契約するも安心でしょう。
WiMAX2+エリア判定が「×」だったら・・・
ピンポイントエリア判定の結果が「×」だった場合、WiMAXの使用をすることは難しいかもしれません。
判定が「×」だった場合、より詳しい電波状況を調査してくれるプロバイダーもあります。
先に挙げた”Broad WiMAX”には相談用窓口がありますので、利用してみるのもよいでしょう。
とはいえ、実際の結果が「×」だった場合は、ほかの選択肢を検討してみてもよいかもしれません。
では、ほかの選択肢とは何か。下記で詳しく解説していきます。
4GLTE(ハイスピードプラスエリア)モードを利用する
エリア判定の結果が「×」であった場合は、”au 4G LTE”の通信回線を活用してWiMAXを使用するという方法があります。
au回線であれば日本の人口カバー率は99%。
WiMAX2+の通信回線ではカバーできないエリアでも、使用できる可能性はあるでしょう。
しかし、au 4G LTE回線を使用するとなると、月額の使用料金に1,005円が上乗せされます。
また、使用量が7GBを超えた場合、速度制限も適用されます。契約前の検討は必要といえるでしょう。
WiMAX以外でおすすめな「ネクストモバイル」を利用する
エリア判定の結果が「×」であった場合に、オススメできるもう一方の選択肢が、WiMAX以外のWi-Fiサービスを契約することです。
その代表といえるのが”NEXT mobile(ネクストモバイル)”。
ネクストモバイルが使用している通信回線は通信会社大手であるSoftBankのもの。
人口カバー率はWiMAXの”au 4G LTE”と同様の99%です。
この広大なサービスエリアが使用できるというのは、大きなメリットでしょう。
スマホと同様の範囲で使用可能です。
ネクストモバイルが用意している契約プランは、3種類あります。
それぞれ「20GB」「30GB」「50GB」と、上限容量が設けられており、この上限値を超えない限りは通信制限がかかることもありません。
あなたに合った最適なプランを選ぶことで、費用を節約することもできるでしょう。
支払い方法は基本的にクレジットカードですが、30GBのプランであれば口座振替での申し込みも可能です(別途手数料200円の支払いが必要になります)。
ネクストモバイルでも、WiMAX同様にサービスエリアを確認する方法が用意されています。
仮に、あなたの住む場所がサービスエリア対象外だった場合は、専用窓口で相談することも可能です。
事前にしっかりと下調べをしておけば、快適なインターネット環境を実現することができるでしょう。
初期契約解除の制度も用意されているので、興味のある人は詳しく調べてみてください。
WiMAX以外にも、魅力的なサービスは存在しているのですね。
田舎でもWiMAXは使用できます!まずはサービスエリアの確認から始めよう!
非常に便利なサービスを提供しているWiMAX。
しかし、肝心なのはあなたの住む場所でインターネットが使用できるかどうかです。
いくらWiMAXが良いといわれても、実際に電波が入らなくては、その事実を体感することは難しいでしょう。
契約前にあなたの住む場所がサービスエリアに含まれているか確認することが、最優先事項です。
その方法は”UQ Communications”のほか、各プロバイダーの公式サイトにも同様に用意されていますよ。
ピンポイントエリア判定の結果が「◯」であれば、すぐにWiMAXの契約を進めてもよいでしょう。
そのときはプロバイダーごとに異なるキャンペーンの内容を吟味することをお忘れなく。
ときに大きなキャッシュバックなどもおこなっています。
結果が「△」であれば、初期契約解除や”Try WiMAX”を活用してみるのがよいでしょう。
「×」の場合はネクストモバイルの契約を検討してみてください。
WiMAXは田舎でも使用することができます。
しかし、一概にはいえません。
契約前にはサービスエリアの確認を、徹底してくださいね。